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生命保険協会試験(一般課程)の難易度、勉強時間、勉強方法など

生命保険の募集人、いわゆる生命保険の勧誘をする生保レディーなどが必ず所有している資格になります。
この資格がないと生命保険の勧誘ができません。
今回会社から生命保険協会一般課程試験(営業職員以外向け)の資格を取れと言われ、受験してきたので勉強方法等を書いていきたいと思います。

試験概要

問題数:82問
合格ボーダー:70点
試験時間:40分
試験形式:択一式

難易度

評価:易しい

今までの資格試験の中で一番簡単でした。
比較的難易度の低い資格では一夜漬けでは無理でも「一夜漬け大丈夫マン」が出現しますが、この試験は本当に一夜漬けでも大丈夫と思います。
暗記する箇所がハッキリしてますし、過去問からのまんま出題、配点の高い計算問題も簡単です。
ただ、未経験でノー勉だと落ちると思います。
また、90点以上狙う方は細かい箇所も暗記する必要があります。

勉強時間

7時間51分(5日)

月間

週間

日間

この勉強時間で89点でした。
私みたいな保険の営業職でもない人はこんなに勉強しなくてもいいです。
合格するだけなら2~3時間もあれば十分で、正直これだけ勉強して89点なら馬鹿にされるかもしれません。(名義貸しの為に受けさせられたのでモチベが低い)
この前週に簿記3級CBT試験を余裕かまして受けに行ったのですが、5点足らずに落ちたので念には念念念ぐらいを入れて挑みました。クソガッ

勉強方法

ネットで調べる限りだと「落ちたら恥」だの「笑われる」だのボロクソに言われているので勉強方法について述べる程でもないかもしれませんが一応勉強方法について個人的な所見を書いておきます。

過去問!過去問!!過去問!!!

過去問を繰り返し解けば合格点には到達します。
私の場合、e-ラーニングで基礎講習を受けたのですが、その中に模擬試験(過去問?)が3セット分付いてたのでこの模擬試験を2周ぐらい解きました。
8時間弱勉強していますが、8割ぐらいは解いている時間と間違い箇所の復習です。
ポイントは一度解いた過去問を何度も解く事。
間違えた問題を復習して理解したつもりでも、ちょっと時間が経つと意外と解けません。

計算問題

この試験、計算問題必ず出題されます。
しかし問題パターンが「遺族生活資金」か「収支相等の原則」の2つしかなく、問題は数値を変えただけ、解法が単純、さらに1問2点の配点が5問の計10点のボーナス問題です。
ここを落としている人は確実に満点を取れるようにしましょう。

暗記問題

どうしても暗記しないといけない部分もあります。
生命保険の控除額や法定相続分、責任開始時期なんかですね。
工夫して暗記しましょう。私のかなり雑な暗記の仕方ですが、

生命保険の控除額は
所得税>住民税なのと平成23年の保険料・控除額>平成24年の保険料・控除額なのを念頭に入れて所得税と住民税で 

「年間正味払込保険料=控除額×2」

が成り立ってるから正解はこれかな?(語群選択なので絞れる)

とか

責任開始時期は告知書の場合は
告知書(告知欄)による契約の場合は全て「払い込みのあった日にさかのぼって」が責任開始時期で、医師の診査による契約の場合は下記の4パターンありますが

①申込み、診査(告知)、第1回保険料充当金払い込み、生命保険会社の承諾の順の場合、払い込みのあった日にさかのぼって契約上の責任を負う。
②申込み、第1回保険料充当金払い込み、診査(告知)、生命保険会社の承諾の順の場合、診査(告知)のあった日にさかのぼって契約上の責任を負う。
③申込みと同時に第1回保険料充当金を払い込み、診査(告知)、生命保険会社の承諾の順の場合、診査(告知)のあった日にさかのぼって契約上の責任を負う。
④申込み、診査(告知)、生命保険会社の承諾、第1回保険料払い込みの順の場合、払い込みのあった日から契約上の責任を負う。

右(逆順)から見て「診査(告知)」か「第1回保険料充当金払い込み」のどちらかヒットすればそれが責任開始時期になる

などと覚えました。
そのまま暗記するのではなく、自分なりにできるだけ脳みその容量を使わない様するといいと思います。

 

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